創始者スティルの名著『オステオパシーの哲学』を好きなところから翻訳していくコーナー<筋膜編③>
オステオパシーの創始者A・T・スティルが著した
名著『オステオパシーの哲学』を
独断で好きなところから翻訳し
ご紹介していくコーナー。
【筋膜③】
<最大の問題>
筋膜は人間に遍在するものであり、他のどの部分とも同じく自己であり、今日の世界に立ちはだかる最大の問題であり、最も魅力的な考えである。筋膜は哲学者の心に絶対的な証拠をもたらす「物質的な人」であり、霊的存在が宿る場所である。筋膜は、人が関係する限りは神の住処であり、無限が宿る場所である。生命に対する敵が病気に乗じて占領し、戦闘を終えて「容赦ない攻撃(ノークォーター)」という黒旗を立てる砦である。いつの日か敵は人間という名の砦を占領し尽くすのだろうが、交戦は何年にも渡って続くことがある。降伏までの時間を引き伸ばす方法は、適切な時期に栄養の供給がなされるよう支援し、阻害のない状態を生み出すことである。また、人間や他のあらゆる存在に与えられ、人間や動物の筋膜を通じて作用する強力な生命力、その人体システムの再生に関わっている神経が有利となる状況を維持することしかない。
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