オステオパシーの創始者A・T・スティルが著した
名著『オステオパシーの哲学』を
独断で好きなところから翻訳し
ご紹介していくコーナー。
【筋膜⑤】
<筋膜>
筋膜ほど狩場に適した部分は他に身体にはない。
筋膜のことを調べると、他の部位と違って黄金のような豊かな考えが頭に浮かんでくる。
さりとて、どのパーツも同じ程度に価値があり有用である。
無駄なパーツなど一つもない。
しかし、筋膜は死の発端となるものが生命を壊してゆく場となる。
どこから眺めてみても感嘆の声が漏れてしまう。
白血球が新たに作られる場所が筋膜である。
身体に溜まる不要な不純物は、皮膚から大切な液体を貯めるタンクに通じる管から投げ出されるが、その力は筋膜において与えられる。
神経はおそらく筋膜の中に位置している。
筋膜は液体を気体に変換し、それを驚くべき生体の連鎖によって多孔質のスポンジ状の系統へと受け渡す。
それによって神経全体が絶えず清浄に保たれているのだ。
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